冷え性の原因と改善方法とは?
冷え性の原因!
人間は、暑くなると血管を拡げて体温を逃がし、寒くなると血管を縮めて体温を逃がさないようにします。
しかし、冷房が整った環境では、「暑い」「寒い」の感覚が鈍くなり体温調節の機能がうまく働かなくなってしまいます。
それが毛細血管を収縮させ、冷えの原因となるのです。
それと、女性は男性と比べて筋肉量が少ないため、体の中で熱を生み出しにくく、冷えやすい性質があります。
また月経時に血液量が減ることで、熱を伝える血液が体の末端まで届きにくいことも原因の一つとされています。
では、どうしたら冷え性を改善できるのでしょうか?
冷え性改善方法!
- 冷え性改善の食べ物や飲み物
- 湯船にしっかりと浸かる
- 運動やストレッチをする
- 体を温めるアイテムを使う
● 冷え性改善の食べ物や飲み物
体を温める食べ物や飲み物はたくさんありますが、中でもスパイスは少量で効果を発揮してくれる優れものです。
代表的なスパイスとしては、ショウガ・ナツメなどが挙げられます。
体を温める飲み物は白湯がおすすめ!
ショウガ
生のショウガには発汗を促す作用があり、干したショウガには体を芯から温める効果があります。
冷たい飲み物が苦手という人にもおすすめなのが、普段の飲み物に少量のショウガを加え、5分ほど煮て作る温かい飲み物です。
特に、紅茶とショウガの相性は抜群で、そこにシナモンを加えるとより一層温め効果がアップします。
シナモンは振りかけて使えるパウダータイプもたくさん市販されていますから、手軽に冷え性改善につながる飲み物、ジンジャーシナモンティーを作ることができます。
甘みがほしい人は、はちみつを加えるのもよいでしょう。
ナツメ
ナツメは、漢方では精神的な安定作用がある生薬とされています。そのため、ストレスを軽減し、リラックスさせることが冷え性の改善に繋がります。
白湯
白湯は飲むことで内臓の温度を高め、代謝を上げてくれます。
特に、体温より少し高めの白湯を就寝前に飲むことで、快適な睡眠を促してくれます。
なお、胡椒やクミンなど、粉末スパイスを白湯に入れて飲む「スパイス白湯」もおすすめです。
味が付くため、スープを飲んでいるような気分になれます。
● 湯船にしっかりと浸かる
お風呂は、湯船に浸からずシャワーだけという人もいますが、入浴は冷えた身体を温め、血行を促進し代謝を高めてくれる効果があります。
ただお湯につかるだけでも身体は温まりますが、冷え性改善のためにはお風呂の入り方にもポイントがあります。
冷え性改善には「身体を芯から温めること」が大切です。
そのためには、38〜40℃くらいのぬるめのお湯に15 ~ 20分、全身ゆったりとつかるのが理想的。熱めのお湯の方がいいのでは?と思う人もいるかもしれませんが、私たちの身体は常に体温を一定に保とうとしています。
そのため、急に身体が熱くなると体温を下げようとする機能が働き、湯冷めしてしまう場合があります。しかも、熱いお湯だと、すぐにのぼせて身体全体が温まる前に湯船から出てしまうなんてことも。身体を芯まで温めるためには、ぬるめのお湯にしっかりと浸かることが大切なんです。
シャワーだけでサッとお風呂に入るのはやめましょう!
● 運動やストレッチをする
新陳代謝や血流を促進させて冷え性を改善するためには、運動習慣を身につけて筋肉量を高めなければなりません。
ジムでの本格トレーニングや長距離ジョギングなどの激しい運動でなくとも、軽いウォーキングやストレッチで十分ですので、軽めの運動を心がけましょう。
youtubeで参考になるストレッチ動画がありましたので、載せておきますね。
● 体を温めるアイテムを使う
足用カイロを使う 足用カイロは、「室内用の足の甲に貼るタイプ」なら、家事をする時などに手軽に使えます。スリッパなどの防寒アイテムと一緒に使うといいでしょう。
しかし、寝る時にカイロを貼りながら寝る方がいらっしゃいますが、低温やけどをする危険性がありますので寝る時にカイロの使用はやめましょう!
おすすめ!足用カイロ
5本指ソックス
5本指ソックスを履くと、指の先までしっかり血流が保たれます。その結果、足は自然とぽかぽかになり冷え性改善に!寒い季節はもちろん、冷房による冷えが気になる夏にもおすすめです。
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