「ダイエットを始めても、いつの間にか食べすぎてしまう!」「カロリー計算が面倒で続かない!」「何を改善すればいいのか分からない?」と悩んでいませんか?
そんな人に向いているのが、毎日の食事・体重・行動を記録して、自分の生活習慣を見える化するレコーディングダイエットです。
レコーディングダイエットは、特別な食品を買ったり、厳しい運動をしたりする方法ではありません。
まずは「何を、いつ、どれくらい食べたか?」を書き出すことから始めます。
食事の記録は「何から始めたらよいか分からない人」にすすめられており、食べたものやその時の気持ちを可視化することで、課題や改善点に気づきやすくなるとされています。
この記事では、レコーディングダイエットの基本的なやり方、初心者向けの始め方、記録する項目、続けるコツ、失敗しないポイントまで分かりやすく解説します!
- レコーディングダイエットとは?記録して痩せやすい習慣を作る方法
- レコーディングダイエットの効果は?痩せる理由を分かりやすく解説
- レコーディングダイエットの始め方は5ステップでOK
- 何を記録すればいい?初心者におすすめの記録項目
- カロリー計算は必要?最初はざっくりで大丈夫
- レコーディングダイエットで痩せる人の共通点
- レコーディングダイエットが続かない原因と対策
- ノート・アプリ・写真記録のどれがおすすめ?
- 初心者向けの1週間レコーディングダイエット実践例
- 食事記録で見直したいポイント
- 運動も記録するとダイエットが進みやすい
- レコーディングダイエット中にやってはいけないこと
- レコーディングダイエットを続けるコツ
- レコーディングダイエットのおすすめ記録テンプレート
- レコーディングダイエットでよくある質問
- レコーディングダイエットは「自分を知る」ことから始めよう
レコーディングダイエットとは?記録して痩せやすい習慣を作る方法

レコーディングダイエットとは、食べたもの・飲んだもの・体重・運動・睡眠・気分などを記録し、自分の生活習慣を客観的に見直すダイエット方法です。
ポイントは、いきなり食事制限を始めるのではなく、まず「今の自分が何をしているのか?」を知ることです。
たとえば、次のようなことは、記録して初めて気づくことがあります。
● 「夕食後に毎日お菓子を食べていた」
● 「昼食を抜いた日に、夜にドカ食いしていた」
● 「体重が増える日は、前日に塩分の多い食事をしていた」
● 「仕事で疲れた日ほど甘い飲み物が増えていた」
● 「休日だけ食事量が大きく増えていた」
人は自分の食事量を正確に覚えているつもりでも、実際には間食や飲み物、調味料、つまみ食いを忘れがちです。レコーディングダイエットでは、こうした“無意識の摂取”を見える化できます。
肥満の予防や改善には、食事による摂取エネルギーと運動などによる消費エネルギーのバランスを整えることが基本です。
ただし、極端な食事制限は長続きしにくく、精神面にも悪影響を与える可能性があるため、無理のない見直しが大切です。
つまりレコーディングダイエットは、「食べてはいけないもの」を増やす方法ではなく、「自分に合った改善点」を見つけるための方法です。
レコーディングダイエットの効果は?痩せる理由を分かりやすく解説

レコーディングダイエットで期待できる一番の効果は、食生活の自覚が高まることです。
ダイエットがうまくいかない原因は、「意志が弱いから」だけではありません。むしろ、自分が太りやすい行動をしていることに気づいていないケースが多いです。
たとえば、毎日カフェラテを飲む、料理中に味見を何度もする、子どもの残り物を食べる、夕食後にチョコをつまむ。これらは一つひとつは小さくても、積み重なると体重に影響します。
記録を続けると、次のような変化が起きやすくなります。
● 食べる前に「本当にお腹が空いているかな」と考えるようになる。
● 間食の回数や量を自然に意識するようになる。
● 外食やコンビニ食を選ぶときに栄養バランスを見るようになる。
● 体重が増えた原因を冷静に振り返れるようになる。
● 「今日は食べすぎたから明日は調整しよう」と切り替えやすくなる。
健康的な減量には具体的な計画が役立ち、食事パターン・身体活動・睡眠・ストレス管理を含む生活習慣全体が大切です。
また、食事記録は自己管理の一部として研究でも扱われています。食事や身体活動のセルフモニタリングは、体重管理プログラムの中で重要な要素とされてきました。
ただし、記録すれば必ず痩せるわけではありません。
記録はあくまで「気づくための道具」です。大切なのは、記録をもとに小さな改善を積み重ねることです。
レコーディングダイエットの始め方は5ステップでOK

レコーディングダイエットは、難しく考える必要はありません。
初心者は、次の5ステップで始めるのがおすすめです。
ステップ1:記録する道具を決める
まずは、ノート・手帳・スマホメモ・ダイエットアプリのどれで記録するか決めます。続けやすさを優先しましょう。
手書きが好きな人はノート。
スマホをよく使う人はアプリ。
細かいカロリー計算が苦手な人は写真記録。
忙しい人はメモアプリ。
最初から完璧な記録表を作る必要はありません。
むしろ、始めたばかりの人ほど簡単な方法が向いています。
ステップ2:最初の1週間は食事内容だけ記録する
最初からカロリー・糖質・脂質・たんぱく質まで細かく記録しようとすると、面倒になって挫折しやすくなります。
初心者は、まず「食べたもの」と「時間」だけで十分です。
例)
朝 7:30 ご飯、味噌汁、卵焼き、ヨーグルト
昼 12:30 コンビニのおにぎり2個、サラダ、カフェラテ
間食 16:00 チョコ3個
夜 20:30 パスタ、サラダ、ビール1本
この程度で問題ありません。大切なのは、毎日続けることです。
ステップ3:体重は毎日同じ条件で測る
体重を記録する場合は、できるだけ同じ条件で測りましょう。
おすすめは、朝起きてトイレに行ったあと、朝食前に測る方法です。
ただし、体重は水分量・塩分・便通・睡眠・女性の場合は月経周期などで変動します。
1日単位で一喜一憂せず、1週間単位の流れを見ることが大切です。
ステップ4:1週間後に記録を見返す
レコーディングダイエットで一番大切なのは、記録することではなく、見返すことです。
1週間分の記録を見て、次のような点を確認しましょう。
● 間食が多い時間帯はいつか。
● 飲み物でカロリーを摂っていないか。
● 夕食の時間が遅くなりすぎていないか。
● 野菜やたんぱく質が少なくないか。
● 外食やコンビニ食が続いていないか。
● 食べすぎる日はどんな気分だったか。
ここで初めて、改善点が見えてきます。
ステップ5:改善点を1つだけ決める
初心者が失敗しやすいのは、改善点を一気に増やしすぎることです。
「お菓子をやめる」
「夜ご飯を半分にする」
「毎日運動する」
「炭水化物を抜く」
このような大きな変更を同時に始めると、ストレスが強くなり、反動で食べすぎることがあります。
最初は、次のような小さな改善で十分です。
● 甘い飲み物を水かお茶に変える。
● 夕食後のお菓子を週5回から週3回にする。
● 昼食にサラダか味噌汁を足す。
● 夜遅い食事の日は揚げ物を避ける。
● 毎食たんぱく質を1品入れる。
小さな改善でも、続けば大きな変化になります。
何を記録すればいい?初心者におすすめの記録項目

レコーディングダイエットで記録する項目は、目的や性格に合わせて選びます。
最初から全部記録する必要はありません。
初心者におすすめの基本項目は、次の5つです。
1. 食べた時間
食事時間を記録すると、太りやすいリズムが見えやすくなります。
● 朝食を抜くと昼に食べすぎる。
● 昼食が遅いと夕方にお菓子が増える。
● 夕食が遅いと翌朝の体重が増えやすい。
● 夜更かしの日は間食が増える。
このような傾向に気づけます。
2. 食べたもの・飲んだもの
食事だけでなく、飲み物も記録しましょう。
特に、砂糖入りのカフェラテ、ジュース、スポーツドリンク、アルコールは見落としがちです。
「食べていないのに痩せない」と感じる人ほど、飲み物や間食の記録が大切です。
3. 食べた量
最初はグラム単位で測らなくても大丈夫です。
ご飯1杯。
おにぎり2個。
唐揚げ5個。
チョコ3粒。
ビール350mlを1本。
このように、だいたいの量で構いません。慣れてきたら、主食やお菓子だけ量を細かく見るとよいでしょう。
4. 体重
体重は、毎日記録しても、週2〜3回でも構いません。
体重を測ることがストレスになる人は、無理に毎日測らなくても大丈夫です。
ただし、記録する場合は「増えた・減った」だけで判断せず、食事・睡眠・便通・むくみなどとセットで見ましょう。
5. 気分・空腹感
レコーディングダイエットで意外と大事なのが、気分の記録です。
イライラして食べた。
疲れて甘いものが欲しくなった。
寂しくて夜に食べた。
眠くてカフェラテを飲んだ。
ストレスでお酒が増えた。
こうした記録を残すと、「本当の空腹」ではなく「感情による食欲」に気づきやすくなります。
慣れてきたら、睡眠時間、歩数、運動、便通、月経周期なども記録すると、体調と体重の関係が見えやすくなります。
カロリー計算は必要?最初はざっくりで大丈夫

レコーディングダイエットというと、「毎食カロリーを計算しなければいけない」と思う人も多いですが、初心者は最初から細かく計算しなくても大丈夫です。
もちろん、摂取エネルギーを把握することは体重管理に役立ちます。
肥満の予防・治療には摂取エネルギーと消費エネルギーのバランス改善が基本とされています。
ただ、カロリー計算にこだわりすぎると、次のような問題が起こることがあります。
● 記録が面倒になって続かない。
● 数字だけ見て栄養バランスを無視する。
● 食事を楽しめなくなる。
● 少し食べすぎただけで落ち込む。
● 外食が怖くなる。
初心者におすすめなのは、まず「ざっくり記録」です。
たとえば、食事を次のように分類します。
主食:ご飯、パン、麺類
主菜:肉、魚、卵、大豆製品
副菜:野菜、きのこ、海藻
間食:お菓子、スイーツ、菓子パン
飲み物:水、お茶、コーヒー、ジュース、アルコール
この分類だけでも、「野菜が少ない」「菓子パンが多い」「たんぱく質が不足している」といった傾向が見えます。
カロリー計算をするなら、最初は毎食ではなく、よく食べるメニューだけ調べるのがおすすめです。
たとえば、いつも食べているコンビニ弁当、カフェラテ、菓子パン、ラーメン、丼ものなどです。よく食べるもののカロリーを知るだけでも、選び方が変わります。
大切なのは、数字に支配されることではなく、数字を判断材料として使うことです。
レコーディングダイエットで痩せる人の共通点

レコーディングダイエットで成果が出やすい人には、いくつか共通点があります。
完璧に記録しようとしない
痩せる人は、記録を完璧にしようとしません。
外食で正確なカロリーが分からなくても、「パスタ、サラダ、ケーキ」とだけ書きます。
食べた量が分からなくても、「多め」「普通」「少なめ」と書きます。
完璧を目指すより、多少曖昧でも毎日続けることが大切です。
食べすぎた日も記録する
レコーディングダイエットで一番大事なのは、食べすぎた日の記録です。
多くの人は、食べすぎた日に記録をやめてしまいます。しかし、本当に役立つ情報は「なぜ食べすぎたのか」です。
● 仕事で疲れていたのか。
● 睡眠不足だったのか。
● 昼食が少なすぎたのか。
● ストレスが強かったのか。
● 家にお菓子がたくさんあったのか。
原因が分かれば、次の対策が立てられます。
体重だけで判断しない
体重は毎日変動します。
昨日より増えたから失敗、減ったから成功、と考えると疲れてしまいます。
痩せる人は、体重だけでなく行動を見ています。
夜食を食べなかった。
水をしっかり飲めた。
野菜を足せた。
歩く時間を増やせた。
お菓子を買わずに帰れた。
こうした行動の積み重ねが、結果につながります。
制限より置き換えを考える
「食べない」よりも「何に変えるか」を考える人は続きやすいです。
● ジュースをお茶にする。
● 菓子パンをおにぎりとゆで卵にする。
● 揚げ物弁当を焼き魚弁当にする。
● 夜のお菓子をヨーグルトにする。
● ラーメンの日は大盛りをやめて野菜を足す。
極端な我慢ではなく、少しだけ良い選択に変えることが重要です。
レコーディングダイエットが続かない原因と対策

レコーディングダイエットはシンプルな方法ですが、途中で続かなくなる人もいます。
よくある原因と対策を見ていきましょう。
原因1:記録項目が多すぎる
最初から、食事、カロリー、栄養素、体重、体脂肪率、歩数、睡眠、便通、気分を全部記録しようとすると、負担が大きくなります。
対策は、記録項目を減らすことです。
最初の1週間は「食べたもの」だけ。
次の1週間は「時間」を追加。
慣れたら「体重」や「気分」を追加。
このように段階的に増やしましょう。
原因2:食べすぎた日に自己嫌悪になる
食べすぎた日は、誰にでもあります。
問題は、食べすぎたことではなく、そのあとに「もうダメだ」と投げ出してしまうことです。
食べすぎた日は、反省ではなく分析をしましょう。
● 何時に食べたか。
● 何をきっかけに食べたか。
● 空腹だったのか、ストレスだったのか。
● 次に同じ状況になったら何ができるか。
記録は自分を責めるためではなく、自分を助けるために使います。
原因3:結果を急ぎすぎる
レコーディングダイエットは、短期間で一気に体重を落とす方法ではありません。
生活習慣を整えながら、少しずつ体を変える方法です。
健康的な減量には食事、身体活動、睡眠、ストレス管理を含む生活習慣が関係しています。短期的な体重だけを見るのではなく、長く続けられる行動を作ることが大切です。
原因4:カロリーだけにこだわる
カロリーは大切ですが、カロリーだけで食事を判断すると、栄養バランスが崩れることがあります。
たとえば、低カロリーだからといって食事をお菓子だけで済ませるのはよくありません。
体づくりには、たんぱく質、ビタミン、ミネラル、食物繊維なども必要です。
「カロリーを減らす」だけでなく、「満足感があり、栄養がある食事にする」ことを意識しましょう。
ノート・アプリ・写真記録のどれがおすすめ?

レコーディングダイエットの記録方法は、大きく分けてノート、アプリ、写真記録の3つがあります。
ノート記録が向いている人
ノート記録は、手で書くことで自分の行動を振り返りやすいのがメリットです。
自由に書けるので、気分や体調も残しやすくなります。
向いているのは、手帳が好きな人、スマホを見る時間を減らしたい人、感情や生活リズムも振り返りたい人です。
デメリットは、カロリー計算を自分で調べる必要があることです。
アプリ記録が向いている人
アプリは、食品名を入力するとカロリーや栄養素を表示してくれるものが多く、数字で管理したい人に便利です。
グラフで体重の変化を見られる点もメリットです。
向いているのは、スマホ操作に慣れている人、カロリーや栄養素を見たい人、体重の推移をグラフで確認したい人です。
ただし、アプリの食品データは完全に正確とは限りません。研究でも、食事記録アプリ間で栄養データにばらつきがあることが指摘されています。
そのため、アプリの数字は目安として使いましょう。
写真記録が向いている人
写真記録は、食事前にスマホで撮るだけなので簡単です。
量や見た目が残るため、あとからバランスを確認しやすいのがメリットです。
向いているのは、文章を書くのが苦手な人、忙しい人、外食が多い人、カロリー計算が苦手な人です。
デメリットは、飲み物や間食を撮り忘れやすいことです。
写真記録をする場合も、飲み物やお菓子はメモしておくとよいでしょう。
どの方法が一番いいかは、人によって違います。大切なのは、正確さより続けやすさです。
初心者向けの1週間レコーディングダイエット実践例

ここでは、初心者向けに1週間の始め方を紹介します。
1日目:食べたものを全部書く
初日は改善しようとしなくて大丈夫です。いつも通り食べて、食べたものをすべて書きます。
ポイントは、間食や飲み物も書くことです。
2日目:食べた時間を書く
食事の時間を追加します。
空腹の時間が長すぎないか、夜遅くに食べていないかを確認します。
3日目:食べた量をざっくり書く
ご飯1杯、パン2枚、チョコ5個、ビール1本など、だいたいの量を書きます。
4日目:気分を一言書く
「疲れた」「眠い」「イライラ」「楽しい」「空腹ではないけど食べた」など、一言で構いません。
5日目:体重を記録する
体重を測る場合は、朝の同じ条件で測ります。
体重が増えていても落ち込む必要はありません。
まずはデータを集めます。
6日目:1週間の傾向を軽く見る
まだ6日目ですが、少し振り返ってみましょう。
間食の時間、外食の回数、飲み物、夜食などを確認します。
7日目:改善点を1つ決める
1週間分の記録を見て、次の週に改善することを1つだけ決めます。
たとえば、次のような目標です。
「平日の甘い飲み物をやめる」
「夜のお菓子を週3回までにする」
「昼食にたんぱく質を足す」
「夕食後は歯磨きをして間食を防ぐ」
「コンビニではサラダか味噌汁を足す」
このように、行動が具体的な目標にしましょう。
食事記録で見直したいポイント

記録を見返すときは、ただ「食べすぎた」「少なかった」と見るのではなく、具体的なポイントを確認します。
主食の量
ご飯、パン、麺類はエネルギー源として大切ですが、量が多くなりすぎると摂取エネルギーが増えます。
毎食大盛りになっていないか。
麺類とご飯を一緒に食べていないか。
菓子パンを食事代わりにしていないか。
このあたりを確認しましょう。
たんぱく質の量
肉、魚、卵、大豆製品、乳製品などのたんぱく質は、満足感や体づくりに関わります。
食事を減らすことばかり考えると、たんぱく質が不足しやすくなります。
朝食がパンとコーヒーだけ、昼食がおにぎりだけ、夕食が麺類だけという日が多い人は、たんぱく質を足す意識を持ちましょう。
野菜・きのこ・海藻
野菜やきのこ、海藻は、食事のかさを増やし、満足感を得やすくします。
外食やコンビニ食が多い人は不足しやすいので、記録で確認しましょう。
間食
間食は絶対に悪いものではありません。しかし、量や頻度が多いと体重に影響します。
● 毎日食べているのか。
● 何時に食べているのか。
● 空腹で食べているのか。
● ストレスで食べているのか。
● 袋ごと食べていないか。
このように原因を見ます。
飲み物
飲み物は見落としやすいポイントです。
砂糖入りの飲み物、アルコール、カフェ系ドリンクなどは、食事とは別に摂取エネルギーが増える原因になります。
「食事は少ないのに体重が減らない」という人は、飲み物の記録を丁寧にしてみましょう。
運動も記録するとダイエットが進みやすい

レコーディングダイエットは食事記録が中心ですが、運動や身体活動も一緒に記録すると、より生活全体を見直しやすくなります。
厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、成人に対して、歩行または同等以上の身体活動を1日60分以上、息が弾み汗をかく程度の運動を週60分以上、筋力トレーニングを週2〜3日行うことが推奨されています。
ただし、運動が苦手な人がいきなり高い目標を立てる必要はありません。
最初は、次のような記録で十分です。
● 歩数。
● 通勤で歩いた時間。
● 階段を使った回数。
● ストレッチをしたか。
● 筋トレをしたか。
● 家事で体を動かした時間。
ダイエットというと「ジムに行かなければ」と考えがちですが、日常の中で体を動かす機会を増やすことも大切です。
記録をつけると、「食べすぎた日でもよく歩いていた」「運動した日は間食が減った」「睡眠不足の日は動く量が減った」など、食事と行動のつながりが見えてきます。
レコーディングダイエット中にやってはいけないこと

レコーディングダイエットは安全に始めやすい方法ですが、やり方を間違えるとストレスが大きくなることがあります。
極端な食事制限をしない
早く痩せたいからといって、食事を極端に減らすのはおすすめできません。
極端な食事制限は長続きしないうえ、精神的にも悪影響を与えます。
記録を始める目的は、自分を追い込むことではありません。健康的に続けられる食事を見つけることです。
体重を何度も測りすぎない
1日に何度も体重を測ると、数字に振り回されやすくなります。
体重は水分や食事量で変わります。測るなら1日1回、または週に数回で十分です。
食べ物に善悪をつけすぎない
「これは悪い食べ物」「これを食べた自分はダメ」と考えると、食事が苦しくなります。
お菓子や外食を完全に禁止する必要はありません。
大切なのは、頻度と量を調整することです。
記録を罰にしない
食べすぎた日に「反省文」のように記録する必要はありません。
今日の記録は、明日の自分を楽にするためのデータです。冷静に、淡々と書きましょう。
不安が強い場合は専門家に相談する
体重や食事のことが頭から離れない、食べることに強い罪悪感がある、極端な制限や過食を繰り返す場合は、自己流で続けず、医師や管理栄養士などの専門家に相談してください。
不安が強い場合には、健康専門職と相談しながら、自分に合った方法を確認すると良いです!
レコーディングダイエットを続けるコツ

レコーディングダイエットは、続けるほど自分の傾向が分かる方法です。
続けるコツは、記録を生活に組み込むことです。
食べた直後に書く
あとでまとめて書こうとすると忘れます。
特に間食や飲み物は忘れやすいので、食べた直後にメモするのがおすすめです。
記録のハードルを下げる
忙しい日は、完璧に書かなくても大丈夫です。
「朝:パン、昼:弁当、夜:カレー、間食:チョコ」
これだけでも、何も書かないよりずっと役立ちます。
毎週同じ曜日に振り返る
日曜日の夜、月曜日の朝など、振り返る時間を決めると習慣になりやすいです。
振り返るときは、ダメ出しではなく発見を探します。
「今週は夜のお菓子が多かった」
「昼食が少ない日に夕方食べすぎた」
「歩いた日は体調がよかった」
「朝食に卵を入れると間食が減った」
このように、次につながる気づきを見つけましょう。
ごほうびを食べ物以外にする
記録が続いたら、自分をほめる仕組みを作るのもおすすめです。
● 好きな入浴剤を使う。
● 新しいノートを買う。
● ゆっくり映画を見る。
● 散歩に行く。
● お気に入りのカフェでお茶を飲む。
食べ物を完全にごほうびにしてはいけないわけではありませんが、毎回食べ物にするとダイエット目的とズレることがあります。
家族や友人に宣言しすぎない
人によっては、周りに宣言するとプレッシャーになります。
誰かに見せるためではなく、自分のために記録しましょう。
レコーディングダイエットのおすすめ記録テンプレート

レコーディングダイエットを始めるなら、次のテンプレートを使うと簡単です。
※ コピーして自由に使ってみて下さい!
日付:
体重:
睡眠時間:
朝食:
昼食:
夕食:
間食:
飲み物:
運動・歩数:
気分・体調:
今日の気づき:
記入例は次の通りです。
日付: 5月28日
体重: 58.2kg
睡眠時間: 6時間
朝食: ご飯、味噌汁、納豆、卵
昼食: コンビニのおにぎり2個、サラダ、カフェラテ
夕食: 鶏肉の炒め物、ご飯、味噌汁、サラダ
間食: チョコ3個
飲み物: 水、お茶、カフェラテ
運動・歩数: 7,200歩
気分・体調: 午後に眠気あり。夕方に甘いものが欲しくなった。
今日の気づき: 昼食のたんぱく質が少ないと夕方にお菓子を食べたくなる。
このように書くと、単なる食事記録ではなく、行動改善に使える記録になります。
面倒な日は、次の簡易版でも大丈夫です。
朝:
昼:
夜:
間食:
気づき:
続けることを最優先にしましょう。
レコーディングダイエットでよくある質問

どれくらいで効果が出ますか?
個人差があります。
早い人は1〜2週間で食習慣の変化に気づきますが、体重の変化は生活習慣や体質によって異なります。まずは2週間続けて、自分の食事傾向を知ることを目標にしましょう。
毎日記録しないと意味がありませんか?
毎日できるのが理想ですが、記録が抜けても意味がなくなるわけではありません。
1日抜けたら、次の日から再開すれば大丈夫です。
外食のカロリーが分からない場合は?
正確に分からなくても問題ありません。
「パスタ、サラダ、デザート」「ラーメン、餃子」など、食べたものを書くだけで十分です。
量が多かった場合は「多め」と書いておきましょう。
お菓子を食べたら失敗ですか?
失敗ではありません。
お菓子を食べた事実を記録し、頻度や量を見直せばOKです。
完全禁止にすると反動が出る人もいるため、無理のないルールを作りましょう。
体重が減らないときはどうすればいいですか?
まず、記録を見返しましょう。
飲み物、間食、週末の食事、夜遅い食事、運動量、睡眠不足などを確認します。
それでも変化がない場合は、目標や食事内容を専門家に相談するのもよい方法です。
アプリとノートはどちらが痩せますか?
どちらが痩せるというより、続けられる方が向いています。
数字で管理したい人はアプリ、気持ちや生活リズムも書きたい人はノート、忙しい人は写真記録がおすすめです。
レコーディングダイエットは「自分を知る」ことから始めよう

レコーディングダイエットの始め方は、とてもシンプルです。
まずは、食べたものを書く。
次に、時間や量を書く。
慣れたら、体重や気分も書く。
1週間後に見返す。
改善点を1つだけ決める。
これだけで十分です。
ダイエットというと、「我慢」「制限」「根性」と考えがちですが、レコーディングダイエットで大切なのは、自分の生活を責めずに観察することです。
● なぜ食べすぎるのか。
● どんな日に間食が増えるのか。
● 何を食べると満足しやすいのか。
● どんな生活リズムだと体調がいいのか。
こうしたことが分かれば、無理なく変えられるポイントが見つかります。
健康的な体重管理では、食事だけでなく、身体活動、睡眠、ストレス管理も関係します。食事記録をきっかけに、自分の生活全体を少しずつ整えていきましょう。
レコーディングダイエットは、今日から始められます。
最初の一歩は、次の食事をメモすることです。
完璧でなくて大丈夫!まずは1週間、自分の食事を見える化してみましょう!



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